石原田園ギャラリーの育子先生の作品
棉を手で紡いで糸にし、樹木で染め手織りをした布を使われているそうで
素朴な優しい雰囲気のポジャギです。
色合わせも配分もおしゃれで魅力的
行ったことはまだないのですが、大阪府の池田市に「Shoku」というお店があります。
ラオスで、作られた手織りの布を販売されており、その生地を使った日傘やかばんなど
を日本で作られているそうです。
オンラインショップ https://shoku.theshop.jp
織りはやさしく、やわらかい生地です。
ヌビもできるのか、今度チャレンジしてみます。
※
「棉」
は植物としての状態を指し、収穫された種付きの状態まではこちらの字を使い
「綿」
種を取り除き繊維としてワタが「糸」へんの「綿」になるそうです。
すばらしいですね。棉の風合いも色合いも芯の強さを感じます。
ちょうど、メールしたいことがあったのでした。朝鮮半島の色とかたちの講座を開いて、25年です。そのあいだに出した『いつも鳥が飛んでいる』というエッセイ集が17年ぶりに増刷されます。そのあとがきを書いているのですが、ポジャギを知ったひとたちの布の世界は大きく変わったことを思い出していました。